先日、美容室へ行ったときに
久しぶりにおしゃれ女性雑誌を読んでいたら
気になる記事を見つけました。

職業柄、大変気になる記事です。

お尻のトラブルって、
産前産後にはつきものなんです。
そして深刻。
なかなか人には恥ずかしくて言えない、
聞かれもしないとわざわざ言わない


お尻のトラブルは
マイナートラブルのひとつとして
まだまだ珍しいことのように思われています。


同じ症状を持つ仲間を見つけると
色々と相談しやすいのですが
そのうち治るといった考えで
放置してしまうケースも多いようです。

なぜ産前産後の女性に
お尻のトラブルが多いのでしょうか。
それをお話していきますね。



お腹の下の中の内臓の配列を見てみると、前側から膀胱子宮という順に並んでいます。

妊娠すると、赤ちゃんの成長につれて
お腹が大きくなっていきます。


子宮の中が大きくなるにつれ、
その前後にある膀胱を圧迫。
また、それぞれの人がとる姿勢の影響によっても圧迫具合などは変化します。

①尿もれ、湯もれ、頻尿

子宮の前に膀胱があるので、妊娠出産により圧迫を受けやすい臓器です。

あかちゃんの成長につれ膀胱を圧迫し、頻尿尿失禁になりやすくなります。

また、出産時には内臓を下から支えているお股の筋肉(骨盤底筋)が損傷したり、伸びて緩くなるため、産後には尿失禁湯もれなどが生じやすくなります。


②便秘

妊娠、出産に関わらず便秘の方はいらっしゃいます。

腸内環境や精神面、生活環境などいろいろな要因が関係していますが、
それに加えて産前産後は、からだや傷の痛み不安骨盤底筋の衰え
循環量が上がることでの水分不足
うんちとあかちゃんが出てくる道の壁が伸びたり緩くなることで
うんちが溜まり排泄しにくくなる直腸瘤など。
様々な要因が関係しています。 
 



③痔(いぼ痔、切れ痔)

・子宮から腸が圧迫されることで肛門まわりの血流が悪くなる
(ホルモンの影響もあり)

続く便秘や、出産時のいきみで肛門に圧がかかる

・会陰切開後の縫合で肛門周囲神経に傷がついてしまう

妊娠初期よりも、妊娠後期から出産直後などお腹が大きい時期に痔を発症するケースが多いようです。
 

④子宮脱

出産時に排便するときの筋肉(肛門挙筋)が損傷されたり、骨盤底筋お腹の筋肉が緩くて支えきれないと、からだの中の圧が外側に押し出されて内臓が下に押し出される場合があります。

⑤会陰裂傷、会陰切開

赤ちゃんの頭は直径約10センチの大きさです。

出産するときには子宮口が10センチ最大に開く必要があります。

そのときにおまたの皮膚が伸び切らないことで、 出産時に会陰部などが裂けることがあります。

おまたの皮膚が伸びきるまで待てない場合は事前に切開することもあります。

会陰は、お股の筋肉(骨盤底筋)に含む筋肉のため、切開や裂傷があれば、おしっこやうんちを止めたり、押し出す力が弱まる可能性があります。 

 




私は2人目の妊娠後期から産後1年以上まで尿漏れの症状がありました。

おしっこに行きたいなと思ったら、急にガマンできないくらいにひっ迫したり。
爆笑したら大変な目にあったり!


ほかには尿もれパッドを使わないと
不安で出かけられない人や、
出かけるのが怖くて引きこもりになる人もいらっしゃいます。


すごく深刻な状況ですよね。
何も気にせずに楽しんで出かけたい!!

私はどうにかしたいと思って、
おまたの筋肉を締めるような骨盤底筋エクササイズ、膣トレ、ヨガなど、
いいというものを頑張ってやっていました。


やっているときには症状は一時的に落ち着くのですが、やらなくなったらふとした時にまた危ない!といった状況。

このままなのかなと思ったときに
産後のからだのことについてより学ぶようになり、ただ尿漏れを防ぐためには
骨盤底筋を鍛えるだけじゃダメなんだということを体感しました。






からだのなかには
頭、胸、お腹、骨盤の中に
内臓が入っている空間があります。
(頭蓋腔、胸腔、腹腔、骨盤腔)



お腹のなかには
上側を横隔膜、下側を骨盤底筋、前側を腹横筋、後ろ側を多裂筋という
四方の筋肉に囲まれた空間(腹腔)があります。
※下記図参照


その空間の中の内部の圧力が
妊娠、産後で伸びたお腹や、骨盤底筋に
圧がかかる
ことで
お尻のトラブルを招きます。


そのため、弱いところに圧力がかかって
トラブルを生じないからだ
をつくることが理想なのです!


妊娠中、むしろ妊娠前からのからだづくりの準備がスムーズな出産、産後につながるのです。

私が第三子を授かってからは、
からだのケアを意識していたので
1度も尿漏れの症状はなく、
産後の今でも悩むことはありませんでした!


からだのケアをすることで
お尻のトラブルは一時的な効果ではなく、長期的に改善できます。


産後何年経っても
変わることができるのです。

▼こんな方
✅産後1年以上経っても尿もれ、湯もれなどお尻のトラブルがある
✅妊娠、出産関係なくもともと便秘
✅いきまないと排便できない、腸活しないと便秘
✅会陰ってどこ?あかちゃんが産まれてくる穴が分からない、どこだかさわれない
✅下腹ぽっこり

✅ 産前産後の女性7割の人がお尻のトラブルを経験している
✅恥ずかしくて、なかなか人には言えず放置しているケースが多い
✅エクササイズの効果は一時的
✅お尻のトラブルが起きないような姿勢、からだの構造にする必要がある


産前産後はお尻のトラブルが多い
と不安を煽らせているわけでは決してありません。


自分のからだのことだから
知っておいた方がいいのです。 


その方がやることが明確になります。


妊娠中、むしろ妊娠前から
からだづくりの準備をすることが
スムーズな出産、産後のからだや育児に繋がります。


安心できるような産科、整体、専門家を見つけてからだのケアを意識してみてくださいね。

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